新型トヨタ・スープラ(A90型)が、ドイツ・ニュルブルクリンクで開催された「VLN」耐久選手権最終戦でデビューを飾りました。
参戦したのはSP8Tクラス(2600ccから4000cc以下の市販ターボ)です。「GAZOO Racing A90」として参戦した車両は、ハンガー・ブタペストで捉えたレーサーモデル同様にOMPホイールに大型ブレーキディスクを装着。カーボンファイバーのドアパネルを持っていますが、ボディナンバーは「A90」に変更されています。
また、6連ヘッドライトやエアインテークもクローズアップで初めて捉えることができました。
室内もセンターコンソール部分を鮮明に捉えました。専用のシフターやコマンドコントローラーを装備し、カーボンファイバーパネルが採用されています。初めて開いたボンネットの中には、最高出力300ps以上を発揮すると公表されている、BMW製3リットル直列6気筒「B58型」エンジンが確認できます。
新型スープラは、既にオンライン先行予約がイギリスで開始され、300台が完売。市販型のワールドプレミアは2019年1月のデトロイトモーターショーが有力とされていますが、11月のロサンゼルスモーターショーでのサプライズ公開もあるかもしれません。
(APOLLO)