2019年に生産を終えるとアナウンスされているフォルクスワーゲン・The Beetle(ザ・ビートル)。日本での販売も同年をもって終了することが発表されています。The Beetleの日本導入は2012年で、現在までに約35,000台(カブリオレを含む)を販売したそう。
生産終了・販売終了を来年に控え、フォルクスワーゲンでは、ファンへの感謝として「See You! The Beetleキャンペーン」を実施中。同キャンペーン第4弾である特別仕様車「The Beetle Meister(ザ・ビートル・マイスター)」シリーズが全3グレード展開で10月23日から発売されています。
日本でも馴染みのある「Meister(マイスター)」は、ドイツ語で「職人・名人」を意味し、特別仕様車の「The Beetle Meister」は、入念に作りこまれた高い完成度が特徴。
「The Beetle Design Meister」は、パドルシフト付マルチファンクションステアリングホイールや2ゾーンフルオートエアコンを標準装備。さらに、専用デザインの17インチアルミホイールを装備するなど、特別仕様車にふさわしい外観となっています。
上級モデルの「The Beetle R-Line Meister」と、「The Beetle 2.0 R-Line Meister」は、レザーシートを標準装備。レザーカラーは、ブラックかブラック&レッドから選択が可能で、上質でワンランク上のキャビンが自慢。
中でも最上級グレードの「The Beetle 2.0 R-Line Meister」には、電動パノラマスライディングルーフも標準装備されています。
ほかにも「The Beetle Meister」シリーズには、3グレード共通で、人気オプションのバイキセノンヘッドライトと純正ナビゲーションシステムの「716SDCW」、かつての限定車のみに採用したリヤエンブレム内蔵型リヤビューカメラを全車に標準化されるなど、充実した装備も魅力となっています。
価格は「The Beetle Design Meister」が3,030,000円、「The Beetle R-Line Meister」が3,480,000円、「The Beetle 2.0 R-Line Meister」が3,970,000円。なお、運転席&助手席のシートヒーター付レザーシートパッケージ(The Beetle Design Meisterのみ)は226,800円、有償オプションカラー(ハバネロオレンジメタリック)は32,400円です。
(塚田勝弘)