【メルセデス・ベンツCクラス試乗】新型Cクラスの大本命か!? BSG+48Vシステム搭載の「C 200アバンギャルド」

目に見えないカ所で6500点も変えたという新型メルセデス・ベンツCクラス。まさにビッグマイナーチェンジという内容になっています。

パワーユニット最大の注目は、新技術の「BSG(ベルトドリブン・スターター・ジェネレーター)」と48Vシステムを組み合わせたマイルドハイブリッド仕様といえるでしょう。

「C 200アバンギャルド」に搭載されるこのマイルドハイブリッドシステムは、1.5Lの直列4気筒ターボ「M264」型エンジンと、先述した「BSG(ベルトドリブン・スターター・ジェネレーター)」、48V電気システムなどを搭載して高性能化、省燃費化が図られた仕様。

エンジン単体でも最高出力184ps/5800-6100rpm、最大トルク280Nm/3000-4000rpmというスペックで、1.6Lを積む「C 180」の156ps/250Nmよりも強化されています。

「C 200アバンギャルド」向けの「M264」型は、ツインストロークターボ、可変バルブタイミング機構の「カムトロニック」が搭載されているほか、メルセデスが特許を取得している「CONICSHAPE加工」を採用することで、エンジン内部の摩擦抵抗(フリクションロス)低減が図られています。

なお、JC08モード燃費は、「C 180」の14.3km/Lに対して13.6km/Lと「C 200アバンギャルド」の方が若干ダウンしています。

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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