VWグループ最新の電動モデル!? 暗闇を走り去るテスト車両の正体は?

暗闇を走り抜ける1台のプロトタイプをキャッチしました。カメラマンにると見慣れぬテールライトを光らせ走るのは、フォルクスワーゲン傘下のメーカー・セアトの主力ハッチバック「レオン」次世代型プロトタイプということです。

「レオン」は1998年、VWの「Aプラットフォーム」により、「ゴルフ」の兄弟車として誕生しました。

オーストリア山脈で捉えたプロトタイプは7年ぶりとなる次世代型で、ゴルフやアウディ・A3にも採用されている、最新世代の「MQB」プラットフォームが流用されます。

新型では、全長はほぼ同じながらホイールベースは50mm延長されます。またグリル、バンパーを刷新し、薄型のヘッドライトを装備しているようです。三角のテールライトや、ルーフスポイラーに付けられていたブレーキランプは、テールライトの真ん中に移動されているのも確認できます。

キャビン内では、最新世代のインフォテイメントシステムを搭載し、無線ネットワークによるアップデート機能を備えるといいます。

パワートレインは、新開発の1リットル直列3気筒エンジン、1.5リットルガソリンエンジンや1.6リットルディーゼルエンジンをラインアップします。最大の注目は、スペインブランド初となる48Vプラグインハイブリッドモデルです。2020年に登場が期待されるこのモデルは、電力のみで50kmの走行を実現します。

「レオン」のワールドプレミアは、2019年が有力です。またセアトでは、クロスオーバーSUV「アテカ」よりさらにコンパクトな「レオンSUV」も計画しているようです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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