なお、自動再発進機能付きのアクティブディスタンスアシスト・ディストロニック、アクティブステアリングアシスト、アクティブレーンチェンジアシストなど、トップクラスの先進安全装備の「レーダーセーフティパッケージ」は20万1000円(税別)のオプション。
さらに、試乗車には、85万円(税別)の「レザーエクスクルーシブパッケージ」、9万1000円(税別)のメタリックペイント「グラファイトグレー」がオプションから加わっていて、総額678万2000円。さらに、メンテナンスプラスと保証プラスが加わるプランだと、700万6640万円に跳ね上がります。
クーペフォルムにより、セダンよりもギュッと凝縮感があり、よりパーソナル感を味わえるクーペ。実用面ではセダンやステーションワゴンにはもちろん及ばないものの、1人もしくは2人で使いスタイリッシュに決められる魅力は捨てがたいものがあります。
後席の乗降はクーペですからセダンのように楽にはいきませんが、収まってしまえば身長171cmの筆者なら実用になる広さが残されています。急なゲストが長身でなければ2人までなら対応できます。ほかにも、隣に高めのCクラスセダンが並んでも価格差やグレードによるヒエラルキーとは無縁でいられるのも美点かもしれません。
(文/写真 塚田勝弘)