メルセデスの高性能スポーツ「GT」シリーズの頂点に君臨する「メルセデスAMG GT-Rブラックシリーズ」市販型プロトタイプを初めてカメラが捉えました。
キャッチした開発車両は冷却効果の高い大型コーナーエアインテークを備え、先日スクープした『AMG GT-R ロードスター』プロトタイプと同じフロントマスクが見てとれます。
最大の違いはリアエンドで、バンパーにはレスサスの「F」シリーズ風に重ねられたデュアルエキゾーストパイプを左右コーナーに装備しています。ディフューザーに挟まれ、センターに設置されているエキゾーストはよく見ると塞がれており、フェイクのようです。
以前目撃したベースモデル改良型では、4リットルV型8気筒エンジンを搭載し、最高出力は469psから500psへ向上します。ブラックシリーズでは、軽量化を図り最高出力が600ps超えと予想されています。
AMG GTシリーズは、それまでの「SLS AMG」に代わるスポーツモデルとしてAMGが開発したモデル。2014年に2シータークーペの「AMG GT」が登場、派生モデルとなるオープンモデル「GT ロードスター」も間も無く追加されました。
その後、より強力な「GT S」、さらに強力な「GT R」「GT Rロードスター」、登場間もない「GT C」「GT Cロードスター」と、ラインアップを拡大しています。そして今回捉えたのが、シリーズ頂点に君臨する「GT Rブラックシリーズ」ということになります。
最強モデルのワールドプレミアは、2019年内から2020年と思われます。
(APOLLO)