2018年度上半期の新車販売台数ランキング1位を獲得。ホンダ・N-BOXシリーズの強さの理由とは?

2018年度上半期(4~9月)において11万7,100台を販売し、登録車も含めた新車販売台数ランキング1位に輝いたホンダN-BOXシリーズ。2018年9月時点で累計販売台数140万台を達成し、いまや国民車といえるほどの強さを誇っています。

N-BOXシリーズは、2017年9月にフルモデルチェンジを受けたN-BOX、N-BOX SLASH(エヌボックス スラッシュ)がラインアップされています。軽乗用車最大級(ホンダ調べ。室内長、室内幅、室内高に基づくサイズ)を謳う室内空間や存在感のあるデザインに加え、全車に標準装備された安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」や、優れた走りや燃費が好評ポイントで、幅広いユーザー層から支持されているそう。

実際に新型N-BOXを走らせると、スムーズで静かな走りは軽自動車離れしていますし、背が高くても乗り心地も上々。もちろん広大なキャビンも魅力で、これ1台で十分!! と思わせる説得力があります。

初代N-BOXが登場した2011年度は47,329台で、軽自動車は10位、登録車は28位。N-BOX+が加わった2012年度は236,287 台で、軽自動車1位・登録車3位に。

その後、2013年度になって以来、2015年度から3年連続で2017年度まで軽自動車ナンバー1に輝いています(2014年度は軽自動車2位)。登録車も含めた新車販売ランキング1位になったのは、2017年度が初めてでした。2年連続の新車販売ランキング1位に輝くか下半期にも注目ですが、ライバルの販売台数をみると、実現する可能性はかなり高そうです。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
続きを見る
閉じる