2018年7月26日から発売されているマツダ・ロードスター/ロードスターRFの改良モデル。中でも注目は、ロードスターRFに搭載された2.0Lの直列4気筒エンジン。吸気系からシリンダーヘッド、ピストンやコンロッドなどの回転系部品、排気系、サイレンサーまで手に入れる大幅な改良を受けています。
PE-VPR[RS]というエンジン型式は変わらないものの、改良前の最高出力158ps/6000rpm、最大トルク200Nm/4600rpmというスペックから、184ps/7000rpm、205Nm/4000rpmにまでパワー、トルクともに引き上げられ、最高出力の発生回転数も1000rpm高くなり、高回転型のエンジンになっています。
高回転域での吸入空気量アップ、回転系部品の軽量化、ポンピングロス(吸排気損失)の低減、燃焼期間の短縮などを実現することで、最大トルクのみならず、全回転域でトルクを向上。
さらに、高回転域では出力性能を15%以上高めながら、最高回転数も6800rpmから7500rpmまで引き上げられています。さらに前述のメニューにより、燃費、エミッション性能も向上させるなど、最新のパワーユニットになっています。