新型ポルシェ・911 GT3がニュルで全開テスト。ターボではなく自然吸気エンジンを搭載か

ポルシェ911次期型(992型)に設定されるハイパフォーマンスモデル、「911 GT3」新型プロトタイプが、ニュルで初めて高速テストを開始しました。

 

捉えたテスト車両のヘッドライトには、市販型の「Xダイナミック・ヘッドライト」が装着されているものの、初期プロトタイプのためダミーパーツが多く見られます。

しかし、フロントバンパーには未完成ながらベースモデルより大型のエアインテーク、ワイドフェンダー、センターロックホイールを装着しているほか、リアバンパーのセンターにはデュアルエキゾーストパイプが見られます。またリアスポイラーは一時的なもので、市販型では特徴である固定式大型リアウィングが装着されるはずです。

パワートレインはターボの噂も消えていませんが、この試作車にはエアアウトレットも見当たらず、最高出力550psを発揮する4リットル水平対向6気筒NAエンジンの可能性が高いようです。トランスミッションは、PDK及びマニュアルが設定されると思われます。

ワールドプレミアの場は、早くとも2019年後半が予想されています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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