アルピーヌの新型A110・カタログモデルには2つのグレードが用意されます。
ひとつが「ピュア」と呼ばれるスポーツドライビングに特化したモデル。装備を簡略化する代わりに車重を1110kgと超軽量に収めています。
一方で今回紹介する「リネージ」というグレードは、普段使いにも優しい快適装備を追加しつつ内外をおしゃれに仕上げたモデルとなります。
その違いはまずボディカラー。シックなグレー系であるグリトネールメタリックというものを選択できるようになります。
またホイールはクラシックA110に装着されていたものを彷彿とさせる、専用の鋳造18インチアルミホイールとなります(ピュアは鍛造の18インチアルミホイールでリネージュよりも幅が0.5J太いです)。
インテリアはピュアのブラック系に対してブラウンで全体をまとめています。さらに各部にブルーのステッチが追加されて全体をおしゃれにしています。
実はリネージだけの新デザイン箇所が加わったわけでもないのですが、素材と色変更でかなり印象が変わります。ふだんのすっぴんに見慣れているアスリートが化粧したら見違えた、みたいな?
またシートはピュアではリクライニングをしないフルバケットタイプでしたが、リネージではブラウンレザーを張ったリクライニング角度調整タイプに変更されています。
こうした快適装備を追加しつつも車重は1130kgに抑えていますから、252psの出力に対してはまだまだ十分以上に軽いです。
(写真・動画・文/ウナ丼)