10月公開予定の「カローラ ツーリング スポーツ」は低重心化で走りを向上

トヨタ モーター ヨーロッパが10月4日〜14日に開催される「パリモーターショー 2018」で、「カローラ スポーツ」のワゴン版となる「カローラ ツーリング スポーツ」を公開すると発表しました。

トヨタ モーター ヨーロッパがデザイン&開発を手掛けたそうで、早ければ今年の12月にも市販される可能性が高いようです。

プラットフォームなど、カローラ スポーツと多くを共有しつつ、全長についてはワゴンとしての利便性からボディ後部を延長。全長が4,500mm(+125)、ホイールベースも2,700mm(+60)となっている模様。

インテリアは前後のシート間を928mmとして、ゆとりのあるレッグスペースを確保するとともに、598L(VDA)のカーゴスペースを備えるなど実用性を重視しており、後席シートバックを倒すと荷室までのフラットなスペースが出現します。

パワートレーンについては2.0L(180hp)と1.8L(122hp)のハイブリッド、及び1.2Lのガソリンターボ(116hp)エンジンを用意。TNGA GA-Cプラットフォームの採用により、エンジン重心やヒップポイント(着座位置)が低いことに加え、ハイブリッド用バッテリーのリヤシート下配置や新開発のマルチリンク式リヤサスペンションの採用と相まって高い操縦性能を実現。

低重心化により、安定性、操作性、運転の楽しさを最大限に引き出したとしており、同車の発売が大いに待たれます。

Avanti Yasunori・画像:TOYOTA)

【関連リンク】

欧州トヨタ カローラ ツーリング スポーツ
https://newsroom.toyota.eu/new-corolla-touring-sports/

パリモーターショー2018
https://www.mondial-paris.com/fr/visiteur/auto

この記事の著者

Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
続きを見る
閉じる