この秋、2018年10月6〜8日にかけて開催される自動車工業会主催『東京モーターフェス2018』の開催概要ならびに自工会の定期記者会見のため、自工会の会長である豊田章男トヨタ自動車社長が登場しました。
フォトセッションでは、東京モーターフェス2018の大きな呼び物とも言える「バック to the バブル」に登場してバブリーダンスを披露する予定の「登美丘高校OG」とともに、豊田章男会長は振り付けを習いながら楽しげに盛り上げてくれました。
が、それ以上に我々自動車系記者団を喜ばせてくれたのが豊田章男社長の愛車「センチュリー」です。自動車メーカーの社長がそのメーカーラインアップの中の最高級車に乗るのは不思議でもなんでもありません。が、実は豊田章男社長の普段の足はアルファードと言われていますが、今回は話題作りも狙ってか、特注のGAZOO Racing「GRMN」仕様新型センチュリーで来ていたのです。
このセンチュリー、豊田章男社長自らが「より良いクルマを作る」ための前線基地とも言えるGR部門にセンチュリーをベースにレーシングカーの要素を入れて作るように指示したと言います。
その意図するところは、話題作りというよりも、現場の士気を高めることや「考えているくらいならやってみよう」という雰囲気作りを目指したのではないかと思われます。