GT300クラスのポールポジションは61号車SUBARU BRZ R&D SPORT。Q2開始からの3周目で山内英輝選手がいきなり1分17秒685という圧倒的なタイムをたたき出します。
その後、ライバルたちが果敢にアタックしていきますが、最後の最後で25号車HOPPY 86 MCが1分18秒384を出すも2番手。SUBARU BRZ R&D SPORTは唯一の17秒台でポールポジションを獲得しました。
ピットのモニターで予選を観ていたレースクイーンが、ポールポジションが決まった瞬間に感極まって涙を流すというシーンも。
そして山内選手がピットに戻るとQ1を担当した井口卓人選手が駆け寄って抱き合います。今期は第3戦の鈴鹿での表彰台以外まったくポイントが獲れていなかっただけに、このポールポジションはSUBARUにとって大きな価値のあるものといえるようです。
魔物が棲むというこのSUGO戦。決勝ではどんなドラマが繰り広げられるのでしょうか。決勝は16日の午後2時から81周で競われます。
(写真:松永和浩、高橋秀彰 文:松永和浩)