いすゞ自動車がNVIDIA(エヌビディア)のプラットフォームを使って自動運転技術確立を目指す

各センサーからのさまざまなタイプのデータを組み合わせ、多様性と冗長性を備え、一連のディープラーニング アルゴリズムを実行させることで、最高レベルの安全と信頼性を実現させることが可能。これを実現するために、いすゞでは、データ収集と検証をすでに開始しているそうです。

いすゞ自動車 開発部門 執行役員の奥山理志氏は、「NVIDIAとの連携により、交通事故ゼロという社会的課題の解決に近づくことができると考えております。スケーラブルなカーコンピューティング プラットフォームであるDRIVE AGXの導入により、全方位の状況認識、車線維持およびアダプティブクルーズコントロールという機能から始まり、最終的には高度に自動化され、完全に自律した車両の実現ができるようになるでしょう」と語っています。

現在、450以上の自動車メーカー、サプライヤ、トラック メーカー、センサー企業、ソフトウェア スタートアップおよび地図会社がNVIDIAのプラットフォームで自動運転技術を開発しているそうで、そのうちの55社が日本に本社を構えているそうです。

(塚田勝弘)

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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