メルセデス最速オープン「AMG GT Rロードスター」テスト車両をキャッチ。585馬力で発売は2019年か?

メルセデスAMG「GT」シリーズに最強オープンモデルが登場するようです。その市販型プロトタイプを初めてカメラが捉えました。

ニュルブルクリンク付近で捉えたプロトタイプは、アグレッシブなパナメリカーナグリルを装着。ダブルリアデュフューザー、調整可能なリアウィング、イエローブレーキキャリパーを備える高性能ブレーキシステムなどを装備。

フロントアンダーボディには自慢の「アクティブ・エアロダイナミクス」も搭載します。これは250km/h走行時に、フロントアクスルのリフトを約88ポンド(40kg)軽減します。またレースモードで80km/hに達すると、ラバーディップが1.5インチ(約40mm)自動で下がり、空力性能が大幅に向上するものです。

ここで「GT」シリーズを復習します。2014年に「AMG GT」が登場して以降、派生モデルとなる「GT ロードスター」を発売。その後、より強力な「GT S」、さらに強力な「GT R」「GT Rロードスター」そして登場間もない「GT C」「GT Cロードスター」へと展開しているシリーズです。最新の「GT C」は「GT R」の下に位置し、最高出力557ps、最大トルク680Nmを発揮する4リットルV型8気筒ツインターボターボエンジンを搭載しています。

今回捉えた「GT Rロードスター」はシリーズの頂点に立つオープンモデルであり、GTシリーズと同一エンジンながら、最高出力585ps、最大トルク700Nmを発揮。0-100k/h加速はクーペ同様3.6秒の性能を持つと予想されます。

また、スポーティーなサスペンション、リアステアリングシステム、リミテッドスリップディファレンシャル、軽量パーツ、グリッパータイヤも装備します。ワールドプレミアは2019年内と思われ、発売も同年にされる見込みです。また2020年にはシリーズ最強となる「GT Rロードスター ブラックシリーズ」の登場も噂されています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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