DS 7 クロスバックは、走りからも十分に魅力を感じさせますが、最大のチャームポイントはやはりデザインでしょう。外観以上に個性的で、「DS」ならではのデザイン、ディテールへのこだわりを感じさせるのがインテリア。
とくに、「OPERA」と呼ばれるアバンギャルドインテリア装備が特徴。
内装の狙いは、オートクチュールを連想させるような細部にわたるパリらしいこだわりの誂え(あつらえ)とのことで、ドイツ勢、イタリア勢はもちろん、ほかのフランス車と比べてもオリジナリティの高さが際立っています。
センターコンソールに整然と並ぶトグルスイッチは、DS 5でもお馴染みではあるものの、シフトバイワイヤ化されたシフトレバーを中心に、配置し直されています。さらに、高級機械式腕時計の文字盤加工として用いられたという、ギョーシェ彫り模様をヒントに、トグルスイッチ周辺のデザインが施されています。