小さいながら本格ボクシースタイルに注目! メルセデス・ベンツの新型オフローダー「GLB」の最新プロトをキャッチ

メルセデス・ベンツの新型オフローダー「GLB」市販型プロトタイプをニュルでカメラが捉えました。同ブランド最小ながら、兄貴分「Gクラス」さながらの本格的ボクシースタイルに注目が集まっています。

同ブランド最小SUV「GLA」と共有する最新世代の「MFA2」アーキテクチャを採用しますが、流行のクーペ風ルーフとは一線を画するスクエア基調なボディラインを特徴としています。

ボディサイズは「GLA」と「GLC」の中間に位置しますが、全長は「GLC」寄りの4600mmと思われます。またベースモデルは2列5人乗りですが、3列7人乗りバージョンの設定も噂されています。

注目はその価格です。下位に位置する「GLA」はドイツでは29,000ユーロ(約366万円)で売られていますが、この「GLB」は30,000ユーロ(約378万円)が予想されており、キャビンの実用性や車格を考慮すると、かなりコストパフォーマンスが高いといえそうです。また高性能モデル「GLB 35」や「GLB 45」などのAMGラインは、遅れて登場すると思われます。

パワートレインの最新情報も入手しました。エントリーモデルには最高出力161psを発揮する1.4リットル直列4気筒エンジンを配置するほか、最高出力188psと221psを発揮する2リット直列4気筒ガソリン&ディーゼルエンジン、新開発1.5リットル直列4気筒ターボディーゼルをラインアップし、7速デュアルクラッチと組み合わされます。

ワールドプレミアは、早ければ2018年内に行われそうですが、発売は2019年以降となりそうです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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