メルセデスベンツ初となる市販EVモデル、「EQC」市販型プロトタイプが、これまでで最もカモフラージュが削ぎ落とされた状態で姿を見せました。9月4日公開がアナウンスされていますが、それに先駆け、コックピットも撮影に成功しました。
捉えた市販型は、コンセプトモデルより存在感のあるフロントグリルや新デザインのバンパー、リアクォーターウィンドウが初めて露出しています。またボディサイズは、「GLC」と「GLE」の中間のサイズというイメージです。「EQ」はエレクトリック・インテリジェンを意味し、電気自動車に特化したブランドです。その第一弾となるのが「EQC」で、2016年10月のパリモーターショーで公開されたコンセプトモデル、『ジェネレーションEQ』の市販型となります。
ジェネレーションEQは、2つの強力なモーターを搭載し、最大出力408psを発揮。0-100km/h加速は5秒以下で1回の充電で最大500kmの航続を可能にします。市販型のパワートレインは不明ですが、最大出力は400ps〜430ps程度と予想されています。
室内を見ると、「GLC」に似たセンターコンソールを持つコックピットが目に入ります。またデジタルクラスターとインフォテインメントシステムの間に、大型スクリーンが確認出来ます。手書き入力に対応する最新世代タッチパッドも搭載しているようです。
(APOLLO)