愛くるしいフィアット500のルックスはそのままに、居住性や積載性を高めたコンパクトSUV、500Xが、登場後4年を経て、初めてビッグマイナーチェンジを行いました。
この新型500Xのアピールポイントを楽しくまとめたのが、フィアット自身の作った紹介映像。60年代のカップルが現代へタイムスリップするという筋書きですが、ノリは完全に「バック・トゥ・ザ・フューチャー」。最後にはまさかのオチも用意されています。ちょっと見てみましょう。
イタリアと思われる1960年代の街角。1台のフィアット500ならぬ600が走っていきます。乗っているのは1組のカップル。
突然空が曇り、道路脇のキオスクに稲妻が落ちると、それがクルマにも伝わり……新型フィアット500Xとなって現代にタイムスリップ!
不安になった彼女が「お母さんに電話したい」とつぶやくと、クルマが音声を認識して電話をかけようとします。500XはCar PlayやAndroid Autoに対応していますからね。
サンルーフから高層ビルを見ていたら車線をはみ出してしまいました。するとレーンアシストによってクルマが自動的にもとの車線に戻ります。
燃料切れが心配になってきた彼女。しかし今度の500Xはガソリンエンジンを一新し、燃費が2割アップしました。まだまだ走れます。ちなみに新型500Xのエンジンは120hpを発揮する1リッター3気筒ターボと、150hpを生み出す1.3リッター4気筒ターボの2本立てです。
自宅と思われる場所に着いてみると、横断歩道に上品な老夫婦が。これは未来の彼と彼女か?
興味深そうにクルマを見つめるご婦人。しかし助手席の彼女が「彼女は未来の私じゃない!」と叫びます。
さて、この続きはぜひ本編をご覧いただきたいと思います。最後には思わずニッコリしてしまうはずですよ。走りも装備もいっそう魅力を増した新型フィアット500X、日本導入が楽しみですね。
なお映像は英語音声です。YouTubeの字幕機能で「自動翻訳」>「日本語」を選択すると日本語字幕でご覧いただけます。
(角田伸幸)