「逆走検知警告」などの安全運転支援機能を充実させた「ストラーダ」の2018年夏モデル

スマホ用カーナビ・アプリが普及するにつれて、純正(用品)、市販カーナビのプレゼンスの低下は避けられない流れのように思えます。

純正(用品)、市販ともにカーナビの大画面化、スマホ連携メニューを充実化させることでカーナビの魅力を訴求していく、というのが生き残り策かもしれません。

9V型大画面の「F1」2モデル、ブルーレイ対応の7インチ「RXシリーズ」2モデル、DVD対応の7インチ「RE(RA)シリーズ」2モデルを2018年夏の新製品として投入した「ストラーダ」も、大画面カーナビの普及を掲げています。

まず、9V型「DYNA BIGディスプレイ」を搭載する「F1XV」「F1DV」は、フローティング構造により、専用パネルなしで、350車種以上に取付が可能。ブルーレイ対応の最上級モデル「F1XV」には、低反射フィルムやエアレス構造により視認性に優れる「ブリリアントブラックビジョン」などが採用されています。

安心、安全なドライブを支える機能では、2018年夏モデルのすべてに、新たに「逆走検知警告」「逆走注意アラーム」が加えられています。これは、高速道路上での合流部、パーキングエリア/サービスエリアからの発車後に起こりがちな逆走を検知し、警告、注意アラームを画面と音声で行う機能です。

さらに、高度化光ビーコンを使った「信号情報活用運転支援システム」にも新たに対応。2018年夏モデルの「ストラーダ」ナビと別売のETC2.0車載器「CY-ET2500VD」とセットで使うことで、主要都市部にある信号情報をナビに取り込める機能です。

青信号の際は、ナビ画面に青信号が表示されるのみで、直近の信号が赤信号になると、ドライバーに早めのアクセルオフを促す「赤信号減速支援」、赤信号から青信号に変わる残り時間を表示する「発進遅れ防止支援」の3パターンを用意。

さらに「ゾーン30」にも新たに対応しています。30km/h制限の「ゾーン30」エリアを色分けして表示し、エリア内に進入すると画面のポップアップで知らせ、速度超過をすると音声と画面で表示する機能で、安全運転をサポート。

ほかにも、自車位置精度の向上、9V型「F1」モデルでは、情報バーにもハードキーと同じボタンを表示するなど、操作も改良されているのもトピックス。

ニーズ、予算に応じて9V型大画面から7インチモデルまで、それぞれブルーレイ対応、DVD対応を用意する「ストラーダ」の2018年夏モデル。市販ナビの購入を考えている幅広い方に対応できるラインナップになっています。

(文/塚田勝弘 写真/塚田勝弘、パナソニック)

【関連記事】

15周年を迎えた「ストラーダ」の2018年夏モデルが発表。大画面ナビでも350車種以上に装着可能
https://clicccar.com/2018/08/28/622690/

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
続きを見る
閉じる