登場間近の新型ポルシェ・911(992)に設定される「GTS」の開発テストがスタート。過去最高の480馬力へ

新型ポルシェ・911(992型)に設定されるハイパフォーマンスモデル「911 GTS」が、公道テストを開始しました。

「911 GTS」は、「911カレラS」よりエキサイトですが「911 GT3」ほどハードコアではない、程よい高性能モデルといえます。キャッチした開発車両は初期プロトタイプのため、かなりいびつに見えます。

ダミーのヘッドライトを装備、リアバンパーも完成されていません。また前後に異なるホイールを装着、フロントには5組のデュアルスポーク、リアにはY字スポークのガンメタ仕上げとなっています。ブレーキディスクはベースモデルより大きいようです。

現行モデル同様、新型でも「クーペ」「タルガ」「カブリオレ」をラインアップ、後輪駆動と4輪駆動を設定し、PDKまたはMTをセレクトできるでしょう。プラットフォームには、アウディ『R8』やランボルギーニ「ウラカン」後継モデルと共有する新開発のスケーラブル・アーキテクチャを採用し、約40mmのトレッド拡大とホイールベースの延長が予想されています。

現行モデルのパワートレインは「911カレラS」より30ps強力な450psを発揮する3リットル水平対向6気筒ツインターボエンジンを搭載してます。次期型ではこれをブーストアップし、最高出力は480ps程度まで高められるようです。

ポルシェは、新型・911を今秋以降に発表すると見られており、「911 GTS」は2019年以降にワールドプレミアされる見込みです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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