「サーモンパーク千歳」で鮭を見て学んで、旬の味を楽しもう(北海道)【車中泊女子の全国縦断記】

【ぐるたび】の『北海道の道の駅 人気ランキング』でも上位にランクインするなど、人気の高い道の駅【サーモンパーク千歳】。2015年、隣接の【サケのふるさと 千歳水族館】とともにリニューアルオープンしました。

【道の駅 サーモンパーク千歳】
住所|北海道千歳市花園2-4-2
電話|0123-29-3972
駐車|普通車 213台、大型車 14台、身障者用 6台

物産館、レストラン、フードコート、コンビニ(ローソン)併設。「まき窯」ピザが名物で、店内ではいい香りが広がっています。道の駅にはキッズスペースや親水公園があることから、お子様連れにも人気です。暑い日には水遊びを楽しめますし、ペットのお散歩もできます。

すぐ近くを流れる千歳川では、秋の風物詩・鮭の遡上がはじまっています。

ふ化事業に用いるサケの親魚を捕獲するために設置されている捕魚車、通称『インディアン水車』は観光名所のひとつとも言える存在になり、見物人が多く訪れます。まだ数は少ないものの、時おり鮭が捕魚車に捕まり、生け簀に落ちていく様子が見られました。

隣接する【サケのふるさと 千歳水族館】では、北海道の淡水魚を中心にサケの仲間や世界各地の様々な淡水生物を展示しています。

「サーモンゾーン」の巨大水槽は、淡水では日本最大級! サケのほか幻の魚イトウやチョウザメなどが悠々と泳いでいました。「千歳川ロード」、「支笏湖大水槽」、「水中観察ゾーン」などなど工夫を凝らした展示や、床に魚が泳ぐような照明効果など、飽きさせません。

実際に千歳川の中も観察できます。この日は雨の影響で川が濁っていて鮭の姿は見られなかったのですが、9月〜10月の産卵シーズン中ともなると大きな鮭が窓いっぱいに泳ぎ、迫力満点とのこと。

館内ではリアル謎解きゲーム【ブラックサーモンを倒せ】を開催中。中学生以上が対象の本格謎解きゲームで、小学生にはヒント集も用意されています。謎解きキット200円 + 水族館入館料(ゲーム参加者は入館料割引)。9月30日(日)まで開催しています。

ちなみにローソンチケットにて【サケのふるさと 千歳水族館】入館割引券を販売しています。道の駅にもローソンが併設されていますので発券をお忘れなく。大人800円が600円になりますよ!

2018年9月16日(日)〜9月17日(月)には【インディアン水車まつり】が開催され、写真の親水公園はヤマメの釣堀になっちゃいます(1時間300円)。そのほかサケさばき実演や丸太切りレース、各種ステージ演奏などで盛り上がります。

サケ鍋やイクラ弁当といった旬のグルメも堪能できるとあって、たいへん人気のイベントです。(※写真はイメージです)

道の駅の駐車場が満車の場合は、臨時駐車場として住吉ソフトボール場をご利用できます。
千歳の秋を堪能しに訪れてみてはいかがでしょうか。

(松本しう周己)

【関連リンク】

サーモンパーク千歳
http://salmonpark.com/

サケのふるさと 千歳水族館
https://chitose-aq.jp/

インディアン水車まつり
http://indian.welcome-to-chitose.jp/

この記事の著者

松本しう周己 近影

松本しう周己

高校は美術科を卒業し、印刷会社のデザイン部に就職するも2年足らずで退職してフリーターに。主にコンサート・イベント関係で全国を駆け回る。その後、なぜかウェブデザインの道へ。仕事としては車との接点はまったくないが旅行好きでドライブ好き、20年前から道の駅などで車中泊していた。
「ネットを通して仕事ができれば、どこにいても構わないのでは」と、2005年、ついにキャンピングカーを自宅兼仕事場としてしまった。根は機械オンチなため、日進月歩の日々。
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