欧州Bセグメントのベンチマークといえば自他ともに認める存在が、フォルクスワーゲン・ポロ。新型にスイッチし、走りや居住性がいっそう磨き上げられています。
同じBセグメントのシトロエンC3は個性的な内・外装をはじめ、VWポロとはひと味違った上質な乗り味、意外なほど「走る」など、魅力満載。近年のシトロエン車としては例がないほど売れているというのもうなずけます。
8月20日に発売されたシトロエン「C3 COLORADO(コロラド)」。同モデルは、C3が2017年7月に日本で展開された記念限定モデル「Shineデビューエディション」で好評だったという、上質なツイード調ファブリックとテップレザーのコンビの内装に寄せられた多くの要望から企画されたものだそう。
車名は、アメリカ中西部コロラド川の侵食によるダイナミックで広大な自然景観にインスパイアされたそうで、ライトブラウンの人工皮革をアクセントとして各部にあしらわれた、カタログモデルには設定のない仕様。
インテリアは、ハンドバッグの持ち手をイメージしたという、ドアハンドルのデザインなどに代表されるシトロエンC3が持つファッション性の高さをさらに強調された仕上がりになっています。
ボディカラーは、「アーモンドグリーン」に「ブランオパール」のルーフをはじめ、「ブランバンキーズ」に「ルージュアデン」のルーフ、「ルージュルビ」に「ノアールオニキス」のルーフが組み合われた計3種のカラーコーディネイトに2トーンの17インチ大径タイプが装着され、足元もアップグレードされています。
エンジンは、110ps/205Nmという1.2L直列3気筒ターボで、トランスミッションは6AT。特別仕様車「C3コロラド」の価格は252万円(ペイントオプション込み)です。
(塚田勝弘)