メルセデス・ベンツ AMG GLE63次期型は571馬力の最強ダウンサイジングターボを搭載

メルセデスAMGのミッドサイズ・クロスオーバーSUV『AMG GLE63』次期型プロトタイプが、薄いカモフラージュで姿を見せました。

最新の開発車両では、これまで隠されていたフロントバンパーのコーナーインレット形状、ヘッドライトの新グラフィック、水平基調のテールライトが確認出来る他、新デザインのサイドミラー、ドアノブ、丸みを帯びたリアクォーターウィンドウまでもが見て取れます。またパナメリカーナグリルの採用も間違いないでしょう。

次期型では新SUVプラットフォーム「MHA」(モジュラー・ハイ・アーキテクチャー)を採用、Cd値が0.32から0.30へと進化し、20%以上の燃費向上が図られると同時にスポーティなボディスタイルを手に入れるはずです。

室内には、最新世代の「MBUX」(メルセデスベンツ・ユーザー・エクスペリエンス・インフォテイメントシステム)を採用し、フルデジタルクラスタ、12.3インチのインフォテイメント・ディスプレイを搭載すると見られています。

パワートレインは、現行モデルの5.5リットルV型8気筒ターボからダウンサイジングされる4リットルV型8気筒ターボエンジンを搭載し、最高出力は過去最高の571ps、最大トルク750Nmを発揮します。さらに上位モデルの「GLE 63 S」は612psが予想されています。どちらも9速AT「9Gトロニック」と組み合わされることになるはずです。

ハイテク装備では「Sクラス」から流用される「Evasiveステアリングアシスト」、「ドライブ・パイロット」「アクティブ・ブレーキ」、「リモートパーキング・アシスト」などを装備します。「GLE」新型は2018年内にも発表されるはずですが、AMGバージョンの登場は2019年と見られています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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