メルセデスAMGのミッドサイズ・クロスオーバーSUV『AMG GLE63』次期型プロトタイプが、薄いカモフラージュで姿を見せました。
最新の開発車両では、これまで隠されていたフロントバンパーのコーナーインレット形状、ヘッドライトの新グラフィック、水平基調のテールライトが確認出来る他、新デザインのサイドミラー、ドアノブ、丸みを帯びたリアクォーターウィンドウまでもが見て取れます。またパナメリカーナグリルの採用も間違いないでしょう。
次期型では新SUVプラットフォーム「MHA」(モジュラー・ハイ・アーキテクチャー)を採用、Cd値が0.32から0.30へと進化し、20%以上の燃費向上が図られると同時にスポーティなボディスタイルを手に入れるはずです。
室内には、最新世代の「MBUX」(メルセデスベンツ・ユーザー・エクスペリエンス・インフォテイメントシステム)を採用し、フルデジタルクラスタ、12.3インチのインフォテイメント・ディスプレイを搭載すると見られています。
パワートレインは、現行モデルの5.5リットルV型8気筒ターボからダウンサイジングされる4リットルV型8気筒ターボエンジンを搭載し、最高出力は過去最高の571ps、最大トルク750Nmを発揮します。さらに上位モデルの「GLE 63 S」は612psが予想されています。どちらも9速AT「9Gトロニック」と組み合わされることになるはずです。
ハイテク装備では「Sクラス」から流用される「Evasiveステアリングアシスト」、「ドライブ・パイロット」「アクティブ・ブレーキ」、「リモートパーキング・アシスト」などを装備します。「GLE」新型は2018年内にも発表されるはずですが、AMGバージョンの登場は2019年と見られています。
(APOLLO)