その日のステージが終わったら、来た道を戻って宿へ向かい、最終日まで同じコースを行ったり来たり……とは言え、走るのは山道。
ルートこそ同じですが、天候はその日によって違うので、気分もその日その日で違ってきます。突然の雨に降られたら雨宿りを余儀なくされることも。
面倒に思う気持ちもありますが、大なり小なりアクシデントがあることもバイクならでは。その場その場を楽しむことが大事なのです(ちなみに、この日は同じく雨に降られて雨宿りするハーレー乗りの夫婦と談笑して和やかな時間を過ごしました)
こうしてフェスももちろん楽しみながら、同じ頻度でバイクも楽しむ3日間を過ごして、日曜の深夜、帰路についている時に頭に浮かんだのが、「バイクに乗るためにフジロックに行っているのでは?」ということ。
フェスとバイクの楽しさ割合が0:100というわけではないけれど、半々くらいにはなっている…。それってフェスに行くこと同様、バイクに乗ること“も”メインの目的になってきているということ。
そしてバイクに触れる時間が増えて、より好きになるということ。ぜひ来年のフジロックはバイクで行ってみてほしい…けど、1年も待っているとこの気持ちはさっぱりなくなってしまうので、フェスにはバイクで行くことをおすすめします!
フェスの数自体も増えてるので、なにもフジロックにだけこだわる必要はありません。(程よい距離のロングツーリング、自然の多い環境、出演者のユニークさなどトータルでフジロックが一番おすすめではありますが…)
探せば日程も場所もぴったりなフェスが見つかります。そして、気付けば「バイクに乗るためにフェスに行っている」状態になるはず、です!
(ライター:組橋信太郎/Moto Be 20代にバイクのライフスタイルを提案するWEBマガジン)
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