まるで鉄仮面のようなフロントマスクで、ニュルブルクリンクを走る謎の試作車をカメラが捉えました。
エクステリアからはメーカーの判別もつきませんが、カメラマン情報によれば韓国ヒュンダイのスポーツ・サルーン「i40」の次世代型だといいます。
かつて日本車メーカーの背中を追っていたヒュンダイも、今では欧州でトヨタ、日産と肩を並べる人気ブランドに成長。2012年に発売された「i40」は、グローバルセダン「ソナタ」とプラットフォームを共有しています。
今回目撃したプロトタイプは、ヒュンダイの六角グリルも見えませんが、流れるようなルーフライン、キックアップされたリアバンパー、フロントフェンダーからリアフェンダーへと続く躍動的なプレスラインなどかなりスポーティなデザインを全面に出したエクステリアが予想されます。またリアクォーターガラスの形状とサイズ、サイドミラーの位置は現行モデルから動かされていない模様です。
ヒュンダイは2018年3月のジュネーブモーターショーで近未来サルーン、「Le Fil Rouge」(ル・フィル・ルージュ)を初公開していますが、プレスラインからもそのデザインを継承されそうです。
パワートレインの詳細は不明ですが、ハイブリッドやEVが設定される可能性も高いようです。
(APOLLO)