商用バンでありながらホビー系パーソナルユーザーもターゲットにしている、新型モデル「ホンダN-VAN」。
とはいえ、N-VAN自体はマルチに使える機能を持っているというわけではなく、それよりはベースとしての発展性を期待させる作りになっています。アクセサリー類を追加することで、様々な業務であったり、趣味に最適化した「自分だけの一台」に仕上げていくクルマなのです。
そのためN-VANの商品力において純正アクセサリーが果たす役割は、他モデルよりも大きいといえます。
ホンダの純正アクセサリーを担当しているホンダアクセスが、N-VANのアクセサリー開発において掲げたコンセプトは「絆」。ユーザーごとに異なるニーズを満たすよう、多種多様なアクセサリーを用意することで、クルマとオーナーを強固に結びつけることを目指しています。
そもそも、従来モデル「アクティバン」や、ライバルモデルがキャブオーバーのリア駆動なのに対して、N-VANはFFプラットフォームを基本とした商用バン。物理的にキャビンの前後長などが不利になります。
そのため、アクセサリー群は軽商用バンが求められるビジネスシーンにおいてニーズを満たすよう工夫が凝らされています。伝票などをマグネットでとめるためのスチールパネルやワンタッチでインパネに装着できる簡易テーブルなどは、そうした代表例でしょう。