独・ダイムラーが年末に発売予定の新型Aクラス 「セダン」はこんなクルマ!

独・ダイムラーが先頃発表した新型「メルセデス・ベンツ Aクラス」の4ドアセダン「Aクラス セダン」。

同社が今春、中国で発表した「AクラスLセダン」(ロングホイールベース仕様)の標準ホイールベース版で、スリーサイズは全長4,549mm×全幅1,796mm×全高1,446mm。

ホイールベースはハッチバックモデルと共通の2,729mmで、トランク部の追加に伴い空力性能が向上、Cd値は量産車の中でもトップクラスの「0.22」となっています。

「A200」には1.3L直4ガソリンエンジン(163hp/250Nm)、「A180d」には1.4L直4ディーゼルエンジン(116hp/260Nm)をそれぞれ搭載。7速デュアルクラッチ「7G-DCT」を組み合わせています。

個性的なマルチビームヘッドランプには電子制御で個別に作動する18個のLEDを内蔵。交通環境に合わせてリアルタイムに正確な配光を提供。

ホイールは16-19インチをラインナップ。

標準装備のアクティブ・ブレーキ・アシストは、車両や自転車、歩行者が前方を横切った際に、衝突を回避。同じく標準装備のアクティブ・レーンキープ・アシストは60-200km/hの速度で走行中に車線を逸脱した際、ステアリングホイール振動によりドライバーに警告するとともに、車両を車線内に戻します。

ダイムラーによると、新型「Aクラス セダン」はメキシコ工場とドイツ工場で生産するそうで、今年末とみられる同車の発売が大いに待たれます。

Avanti Yasunori・画像:Mercedes-Benz)

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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