さらに、そのCピラーにBMWのエンブレムを配置。これは、1960年代の2000CSなどからインスピレーションを受けたものだそう。かつての2ドアクーペの手法を採り入れることで、X2が「SAC(スポーツ・アクティビティ・クーペ)」であることを主張するとともに、X4やX6とはひと味違ったムードの演出も意図されています。
キリッと切上がったヘッドライトも印象的で、LEDデイタイムランニングライトを組み込んだ伝統の2灯式デザイン、フォグランプの組み合わせにより、BMWらしさを強調。
サイドまで回り込んだ横基調のテールランプも特徴的で、BMW Xモデルの特徴である「T」字型の光源と、BMWクーペの個性である「L」字型の輪郭が組み合わされた造形になっています。
水平基調のワイドなリヤバンパーも見逃せないポイント。撮影車両の新グレード「M Sport X」には、コントラストカラーの「フローズン・グレー」でペイントされた専用デザインのディフューザーを用意。さらに、直径90mmの大型エキゾーストテールパイプが配され、存在感の高いリヤビューとなっています。
ボディカラーは、訴求色の「ガルバニック・ゴールド」をはじめ、「グレイシャー・シルバー」、「サンセット・オレンジ」、「ブラック・サファイア」など7色のメタリック、「ブラックⅡ」、「アルピン・ホワイトⅢ」の2色のソリッドカラーが設定されています。
(文/塚田勝弘 写真/本間章悟)
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