ロードスター/クーペのMINIとFF/SUVのBMWは新型を20モデルも用意!?

写真は間もなく登場する現行MINIのクーペモデル。

BMWグループのCEO、ノルベルト・ライトホーファーさんは、次期MINIの生産のために、英国、オックスフォード・プラントに5億6200万ユーロ(約650億円)の投資をすると発表しました。オックスフォード・プラントは2001年からミニの生産工場として稼働していますが、そのパワーがより増強されるということになります。

英国の自動車雑誌によると、What Car?では次期MINIは10モデル以上のモデルをラインナップするとのことです。

現在のMINIでさえワイドバリエーションで、標準モデル、クラブマン、カントリーマン、カブリオ、そしてこれから登場するクーペ、ロードスターの6モデル。標準モデルのなかのクーパー、バリアントを分けるとしても8モデルもあります。これらのモデルがラインナップされたとしても、まだ見たこともないモデルが2つは登場するということです。

また、同じ英国の自動車雑誌Autocarでは次期MINIとともに開発されているFF版BMWも、10モデルほどのラインナップになると報じています。サスペンションはフロントがマクファーソン式ストラット、リアがBMW独自のZアクスル式となるとのこと。さらに興味深いのは、4WDモデルも前提のプラットフォームとして、BMWにはMINIカントリーマンよりやや大きなスモールSUVが登場するだろうとしています。

つまり、MINIのほうもSUV系が登場するということなのでしょうか。最近はパッケージでもあっと驚かせてくれるのがBMWですから、ただのSUVではないでしょうね。ひとひねりも、ふたひねりも期待したいところですね。新型の登場は2013年と予想されています。(しかし、まだその前に公式発表としては、現行モデルで2011年にクーペ、2012年にはロードスターが予定されていることもお忘れなく)

 

What Car?   http://www.whatcar.com/

AUTO CAR  http://www.autocar.co.uk/

(MATSUNAGA, Hironobu)