300台常時展示!日産のDNAが詰まった「日産ヘリテージコレクション」とは?

神奈川県座間市の日産事業所内にある「日産ヘリテージコレクション」では、日産の往年の名車やレーシングカーなど、1930年代の生産車から歴代のレースカーまで総勢約400台を所蔵。うち約300台を常時展示しており年間約1.5万人が訪問、海外からの見学者も多いそうです。

館内には定期的に整備を受けてきた歴代の日産車がズラリと並び、約7割は走行可能な状態を維持。常にエンジンが掛かる状態に整備されているそうで、最も古いコレクションは1933年製「ダットサン12型フェートン」。

他にも世界で最も売れたスポーツカーとされる初代「フェアレディZ」や「ブルーバードSSS」などの人気車も所蔵されています。

ちなみに同館が位置する座間事業所は、新型車の集中試作やプレス金型・車体生産設備の設計/製作、EV用のモーターインバーター、リチウムイオンバッテリーの開発/生産を行うなど、日産の生産技術の拠点として重要な位置を占めている事業所。

日産ヘリテージコレクションは日産が創業80周年を迎えた2013年より一般公開されており、展示車を通して日産のDNAを多くの人に感じて欲しいとしています。

日産がこれまでに生産して来たクルマ、技術力、デザイン力の全てが詰まった正に同社のDNAそのものとも言える「日産ヘリテージコレクション」に一度、足を運んでみては如何でしょうか。

なお、同館の見学はHPからのインターネット予約となります。

Avanti Yasunori・画像:NISSAN)

【関連リンク】

日産ヘリテージコレクション
https://nissan-heritage-collection.com/

見学申し込み
https://nissan-tour.secure.force.com/heritagecollection/VisitSchedule_Page?fCd=101&tCd=1

この記事の著者

Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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