2018年上半期のデリバリー機数で「ホンダジェット」が世界トップに!

ホンダの航空機事業子会社「HACI(ホンダ エアクラフト カンパニー)」が8月7日、本年上半期(1~6月)におけるデリバリー機数が世界トップ記録となる17機に達したと発表しました。

HACIは2006年8月に米国ホンダ100%出資でノースカロライナ州グリーンズボロ市に設立。今年5月に発表した新型機「HondaJet Elite(エリート)」が世界的に好評のようで、8月から米国で納入を開始した後、欧州や中南米、アジア等に順次納入を拡大していくそうです。

新型機のスペックは航続距離が2,661km、最大巡航速度 782km/h、最大巡航高度が約13,106m。

日本では来年前半に型式証明を取得、その後納入を開始するそうで、同社の藤野社長は「昨年に続いてデリバリー数で世界トップを達成でき、嬉しく思う」とコメントしています。

Avanti Yasunori・画像:HONDA)

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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