公道に放たれた野獣!?マクラーレン「ロングテール」第4章、McLaren 600LTが日本初上陸

McLaren 600LTは英国サリー州ウォーキングにあるマクラーレンF1チームの本拠地、MTC(マクラーレン・テクノロジー・センター)の側に建設されたマクラーレン・プロダクション・センターにおいて手作業で製作され、12カ月という歳月をかけて作られる、希少価値のあるスポーツカー。

運転するために生まれてきた、歴史ある「ロングテール」のDNAを忠実に受け継いでおり、最も軽く、最もパワフルで、最も速い、公道走行可能なスポーツシリーズになっているそうです。

新しいフロント・スプリッターや拡張されたリア・ディフューザー、固定式のリア・ウィング、スリムなシルエットといった「ロングテール」の物理的特徴を全て備えている600LTの最も強いこだわりは、「更に高められた性能とマシンとの一体感」。

これを実現するため、エアロダイナミクスの最適化や軽量化、パワーの増大、サーキット指向のダイナミクスをフルに享受する事でマシンとの本質的かつピュアな一体感を得たと言います。

第2世代のマクラーレン・スーパーシリーズで採用された、鍛造アルミニウムのダブルウィシュボーン式サスペンションと軽量のブレーキ・システムを搭載する他、昨年発表された600LTと同じマクラーレンのスポーツシリーズ「McLaren 570s Coupe」からおよそ4分の1の部品を変更し、車両重量を96kg削減。

ちなみに、軽量化のためガラスの板厚まで薄くしているそうです!

そしてサーキット指向のダイナミクスとドライバーとマシンとの一体感への向上にこだわってマクラーレンのテクニカル・パートナーであるピレリと共同開発された、ピスポーク(オーダーメイドタイヤ)による特別仕様の「Pirelli  Zero Trofeo R」を装着することでダウンフォースが増大。

サーキットでのコーナリング・スピードは 675LT以上を達成し、運転スリルを高めてくれるとのことです。

一番印象的だったのが、トップエグジットタイプの排気口を備えたユニークなエキゾースト・システム。一目で特別なマシンと分かるうえに、公式プロモーションムービーではマフラーエンドから炎を吹き上げるシーンが映し出され、その姿はまるでジェット機のよう!

このエキゾースト・システムは、エンジンがより効率よく吸気でき車両重量が大幅に削減されているだけではなく、ドライバーに驚異的なサウンドまでも提供してくれます。

搭載するV型8気筒 3.8リッターツインターボエンジンの最高出力は、7500回転で600馬力。0-100km/h加速はわずか2.9秒で675LTに匹敵する加速力になっており、0-200km/h加速は8.2秒。

最高速度328km/hという驚異的な走りを実現する600LTを、「むき出しで容赦がなく、公道に放たれた野獣のような存在。ドライバーと最強の一体感を提供します。意気地のない人には、操れないかもしれませんね」とロング氏は自信をみせました。

またマクラーレン・オートモーティブアジア日本代表 正本嘉宏氏より会社設立から15周年を迎える2025年までのビジネスプラン、「2025年までに、18の新モデルを導入」「2025年までに、マクラーレンのスポーツカーおよびスーパーカーシリーズを全てハイブリッド化」と言った「Track25」が発表されました。

購入するには遠い存在ですが、でもやっぱりスーパーカーって夢がありますよね。これからマクラーレンからどのようなスーパーカー達が誕生するのか、期待せずにはいられなくなった発表会でした。

(写真:clicccar編集長・小林和久、マクラーレン、文:yuri)

この記事の著者

yuri 近影

yuri

2006年のF1日本GPを観に行ってから、どっぷりF1&ジェンソン・バトンにはまってしまったF1女子。F1が大好きですが、車の運転は下手(小林編集長お墨付き)、メカニズムも苦手、だけどドライバーの知識と愛だけは自信あり! もっと気軽にF1を楽しんでもらいたい、好きになってもらいたいという気持ちで執筆活動をしています。
趣味はバトンの追っかけと、F1海外観戦。現在は新米ママとして子育てに奮闘しながら、のんびり記事を更新中。あたたかーい目で見守っていただけると嬉しいです。
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