レースクィーン・鈴菜さんがルノー・カジャーに抱いた第一印象は?【注目モデルとドライブデート!? Vol.01】

注目モデルに素敵女子を乗せてドライブデート!? 果たして、彼女たちからのクルマ評価はどんなものなのか?

最初の「彼女」は、GOODRIDE日本レースクイーン大賞2017で、見事「クリッカー賞」に輝いた鈴菜さん。スラリと長い足を収めたのは、ルノーの新型SUV・カジャーの助手席。

日産エクストレイルみたいなものでしょ? 交差点をひとつ曲がった瞬間に、ボクのそんな先入観が大間違いだったことに気が付いた。

なんで、普通に曲がるだけでこんなにワクワクするんだろう? エクストレイルとはぜんぜん違う。ごく自然なスピードで、普通に交差点を曲がるだけで楽しい。SUVなのに、とかじゃなくて素直に心地いい。

コーナリングの爽快感はスピードを出さないと味わえないと思われがちだけど、それは誤解。世の中には街を走るような日常域の速さで交差点を曲がるだけで楽しいクルマがあるのだから。このカジャーのように。

もしかしたら、カジャーのようなこの味をルノーマジックというのかもしれない。スポーツモデルでも何でもないのに、峠道を走っているわけでもないのに、毎日の運転が楽しめる。

カジャーで走っていると、ルノーのクルマを好むマニアの気持がなんとなくわかる気がする。

ただ助手席の彼女には、このクルマのそんなクルマの魅力は微塵も届いていないらしい。しかし、感じていることもある様子。

「乗り心地がいいね。」

ドライブへと出発してすぐに、彼女はそう微笑んだ。それを実感してもらえれば十分。乗り心地のよさも、カジャーを買いたくなる理由のひとつだから。

19インチタイヤを履いているとは思えないほど、フットワークは滑らかだ。たとえ路面に凹凸があってもそれをしっかりといなし、乗員へはほとんど伝えない。車体の上下動が少なくて、魔法のじゅうたんに乗っている感じといったら大げさだけれど、とても快適だ。

この記事の著者

工藤貴宏 近影

工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。現在の愛車はルノー・ルーテシアR.S.トロフィーとディーゼルエンジンのマツダCX-5。
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
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