2018年シーズン前半戦はラリー・アルゼンチンでの優勝を始め、ほとんどのイベントで上位に喰い込む速さを見せる反面、アクシデントも重なって昨年程複数台での上位フィニッシュを重ねられていないトヨタ勢。だが、前週タナク/ヤルヴェオヤ組がエストニアラリーにヤリスWRCで参戦。ヒュンダイ・シトロエンのワークスマシンも参戦したこのラリーで2位以下に50秒以上の大差をつけて勝利を飾った。
WRCではF1の様に空力のアップデートが自由に出来ない(=制限されている)。フォードはここで新しい空力セットを投入。
マニュファクチャラー/ドライバーの両選手権でトップを走るヒュンダイはセンターデフをアップデートとの情報もあり、各チームも手抜かりなく力をそそいでいる。
また、GAZOO Racingラリーチャレンジプログラムに参加している勝田貴元/新井大輝/足立さやかの3名もWRC2クラスへエントリーしている。
勝田選手は今年のラリースゥエーデンでWRC2クラスで優勝。足立選手はフィンランド国内選手権で優勝。新井選手も参加イベントで上位フィニッシュを重ねており、日本人の活躍も見逃せない。
(川崎BASE・photo:TOYOTA GAZOO RACING/Jaanus Ree/Red Bull Content Pool)