【バンコク国際オートサロン】SUVやピックアップトラックが大人気。タイのカスタマイズのトレンドを見る

7月8日までタイのバンコクで開催されたバンコク国際オートサロン。

オープニングゲストに土屋圭市さんが登場するなど、日本車に理解の深いタイならではの演出もあって、7月4日の初日から大盛況となりました。

その土屋さんがサイン会を行ったHONDAブースのメインステージにはHR-V(日本ではヴェゼル)のModuloコンプリートカーが展示されています。

都市部ではシビックやフィットなどをよく見かけますが、郊外や地方都市ではまだまだ未舗装路の多いが多いため、タイのマーケットのメインストリームはSUVやピックアップトラック。そんな需要の高いSUVをカッコよく仕立てたのがHR-Vのコンプリートカーとなります。

そしてこちらはタイで大人気のCR-V。サイドステップやフロントリップなど、あえて都会的装備を取り入れているところがなかなか渋い。CR-Vの日本導入が噂されていますが、その際にはこういった装備をぜひお願いしたいです。

またコンパクトクラスのJAZZ(日本名フィット)は販売台数も多いのですが、そのJAZZをオフロードっぽく仕立てたコンプリートカーも提案されていました。ちなみに日本ではFIT CROSS STYLEとして既に販売されています。

こちらはコンプリートカーではありませんがかなり気になった一台のBR-V。CR-VとHR-V(ヴェゼル)の中間に位置するクルマです。サイズ感も手ごろでオフロードっぽさが強いところが魅力的。

この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
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