以前お伝えしたように、メルセデス・ベンツから新型Cクラスが発表されました。フェイスリフトではあるものの、ビッグマイナーチェンジといえる充実ぶりが目を惹きます。同社も「Cクラス史上、最も大規模なフェイスリフト」と表現しています。
新車発表の場としては初となる新橋演舞場で行われたプレス発表会では、歌舞伎俳優の尾上右近さんが歌舞伎舞踊の「石橋(しゃっきょう)」を舞った後に赤と白の新型Cクラスが登場するというド派手な演出。歌舞伎の中でも古典といわれる演目だそう。
伝統ある歌舞伎と、スーパー歌舞伎Ⅱの『ワンピース』に出演する尾上右近さんは、伝統と革新をまさに演じています。一方のメルセデス・ベンツもプジョーなどとともに、世界で最も古い自動車メーカーのひとつでありながら、部分自動運転をいち早く採用するなど、革新もキーワードのひとつといえるほど、新しい技術に貪欲なのはご存じのとおり。