メルセデス・ベンツ 新型Sクラスは完全電動化か!? インパネ&後部座席も撮影成功

メルセデス・ベンツの旗艦4ドアセダン、「Sクラス」次世代型(W223型)開発車両をカメラが初めて捉えました。しかもそのコックピットと後部座席も撮影に成功しました。

キャッチした試作車第一号は、フルカモフラージュのためデザイン細部は不明です。しかし、トレッドがわずかに拡大されているのと、大型化されるラジエーターグリルにより、フロントナンバープレートが現行モデルより下部に異動しているのがわかります。

次世代型のキャビンには、4月に北京で公開された「ヴィジョン・メルセデス・マイバッハ アルティメット ラグジュアリー」コンセプトから継承するコックピットデザインが採用されると予想されています。

現在の12.3インチディスプレイは廃止され、大型デュアルディスプレイを装備。最新世代の「MBUX」(メルセデスベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)インフォテイメントシステムを搭載するはずです。このプロトタイプでは、1つのディスプレイが確認出来ますが、これはテスト用の画面と思われます。

パワートレインは、3リットル直列6気筒ディーゼルターボやV型6気筒ツインターボを始め多数のラインアップに加え、プラグインハイブリッドや完全EVなどのゼロ・エミッションモデルモデルも期待されています。

またテクノロジーでは、レベル3以上の半自動運転技術が確実視されています。ワールドプレミアの場は、2020年内のモーターショーとなるでしょう。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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