【新型クラウン試乗】グレードとパワーユニットで大きく異なるフィール Gは静かでしっとり、RSは勇ましくスポーティ

2L直噴ターボエンジンモデルのほうは4本出しマフラー備えるなどスポーティに振ったモデルです。従来のアスリート後継といえます。

こちらは一転してパワーユニットの存在感が非常に高いものでした。

新型クラウンでは全車にスポーツなど3段階(&スノー)に車両制御を行うドライブモードセレクトというものが標準装備されています。RSではスポーツS、スポーツS+をはじめとする全6段階をモードセレクトすること可能です。

これをスポーツ系にすると車内に迫力あるエンジン音を響かせる設定なのですが、2L直噴ターボのRSではこの時の音がかなり大きくアグレッシブです。電子制御のAVSを採用したサスペンションは(Gグレードとは違って)スポーティで、これがあのクラウンか!?と思わせる刺激的な走りが楽しめます。

今回のクラウンを買われる方は試乗時にパワーユニット、そしてグレードを変えて複数のモデルの試乗をしてみることをおすすめします。まるで別車種のようなフィーリング変化がありますので。

(写真・動画・文/ウナ丼)

この記事の著者

ウナ丼 近影

ウナ丼

動画取材&編集、ライターをしています。車歴はシティ・ターボIIに始まり初代パンダ、ビートやキャトルに2CVなど。全部すげえ中古で大変な目に遭いました。現在はBMWの1シリーズ(F20)。
知人からは無難と言われますが当人は「乗って楽しいのに壊れないなんて!」と感嘆の日々。『STRUT/エンスーCARガイド』という名前の書籍出版社代表もしています。最近の刊行はサンバーやジムニー、S660関連など。
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