【新型クラウン試乗】旧型ロイヤル系を受け継ぐ新型クラウンの2.5Lハイブリッド。システム出力は6psアップ、JC08モード燃費も向上

現在のクラウン・オーナーの平均年齢は65歳を超え、ロイヤルは70歳までになっていたそう。さらに「クラウン」と聞くと、パトカーやハイヤーなどのイメージを抱く人が多いとのことで、トヨタが危機感を抱くのも理解できます。

しかし、固定客の大切さも言うまでもなく、今回、マジェスタ、アスリート、ロイヤルの3シリーズを廃してクラウンに1本化した戦略により、「何を選べばいいの?」と迷っている方もいるかもしれません。

ここでは、ロイヤル系の受け皿を考えたいと思います。先代クラウンのロイヤル(純ガソリン車)は、2.5Lの「4GR-FSE」エンジンを搭載し、6ATとの組み合わせで、203ps/243Nmというスペックを得ていました。2.5Lハイブリッドは「2AR-FSE」型を積み、131kW(178ps)/221Nm、モーターは105kW/300Nmシステム全体では162kW(220ps)というアウトプット。 なお、JC08モード燃費は23.2km/Lでした。

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
続きを見る
閉じる