チェコの自動車メーカー・シュコダが発売するクロスオーバーSUV「コディアック」に設定されるハードコアモデル、「コディアックRS」市販型プロトタイプをスクープしました。
先日、「コディアックRS」はニュルブルクリンクで9分29秒84というレコードを達成しましたが、これは「世界最速7シーターSUV」の記録ということです。スーパーカーの記録を見てきた人にとってはさほど驚くべき数値ではないですが、フルサイズSUVとしては圧倒的です。
キャッチしたプロトタイプは、バンパーにテーブが貼られただけのほぼフルヌードで、その下には大口エアインテークの輪郭が見えるほか、20インチホイールや大径ツインエキゾーストパイプも確認できます。ニュルで走行したプロトタイプとはフロントバンパーのデザインが異なり、この開発車両が市販型最終デザインとなります。
パワートレインは、VW「パサート」から流用される2リットル直列4気筒ツインターボディーゼル「BiTDi」エンジンで、最高出力は240ps、最大トルク500Nmを発揮し、7速デュアル・クラッチトランスミッションを搭載します。
ワールドプレミは、10月のパリモーターショーと予想されています。
(APOLLO)