APOLLO アウディのコンパクト・クロスオーバーSUV、新型「Q3」がフルヌード姿で登場しました。
こちらに向かってきたテスト車両は、中心は鋭角に、外側に丸みを持たせたヘッドライト、ワイドな八角グリル、コンパクトなコーナーエアインテークが確認できます。
テールライトは一部がテープで隠されているものの、やはり鋭角に絞り込まれたデザインと新グラフィックが見て取れます。バンパーに埋め込まれた薄型エキゾーストパイプはフェイクです。見えづらいですが、その下に本物が隠されていると思われます。
予想パワートレインは、1リットル直列3気筒TFSIターボエンジン、1.4リットル直列4気筒TDIエンジン、2リットル直列4気筒TFSIエンジン、また1年後には1.4リットル直列4気筒TFSIエンジン＋電気モーターのPHEV「e-tron」や、フルEVモデルの設定も可能性が高いとレポートされています。
新型では「MQB」プラットフォームを採用し、ホイールベースは50mm、全長は60mm、全幅は50mm拡大されますが、約50kgの軽量化が図られます。またラゲッジスペースは、現行の460リットルから向上すると見られています。
キャビンにはインフォテインメントとインストルメントクラスタに採用される最新の高精細ディスプレイを装備しますが、センターコンソール・タッチスクリーンは搭載されない模様です。
活発な動きを見せるプレミアム・コンパクト・クロスオーバーSUV市場は、2013年にメルセデス「GLA」、2015年にBMW「X1」、2016年にインフィニティ「QX30」、昨年はボルボ「XC40」やジャガー「E-PACE」、キャディラック「XT4」、レクサス「UX」など出揃い、気がつけば2011年の「Q3」が最古モデルとなっています。新型では、古株の実力を見せられるか期待がかかります。
(APOLLO)
