【新車速報】ホンダ「N-VAN」が7月13日から発売 ジュラルミンのスーツケースをモチーフとした外観で機能美と安心感を表現

軽バンの新基準を目指して開発されたホンダ・N-VANが2018年7月12日発表され、7月13日より販売開始されます。様々な仕事での使いやすさや優れた走行性能、安全性能を追求したN-VAN。アピールポイントはたくさんありますが、ここではN-VANのエクステリアデザインについて紹介します。

N-VANは2017年度新車販売台数No.1に輝いたN-BOXのプラットフォームをベースとして、商用モデル向けに専用設計したプラットフォームを採用。先代となるアクティバンのエンジンを床下に置くミッドシップ方式から、ホンダ独自のセンタータンクレイアウトを採用したFFの駆動方式を採用したことにより、低床化そしてフラットな荷室を実現しています。

N-VANは助手席側からのスムーズな積み降ろしを可能にするため、軽バンとして初めてセンターピラーレス化を実現。長尺物の積み降ろし作業などの使い勝手を向上させるとともに、移動店舗などアイデア次第で新しい用途の可能性を広げてくれます。

N-VANの外観デザインは、2つのコンセプトを軸としています。1つは「プロの道具として積める、使える」が見える機能美。そしてたくさんの荷物が積めそうなスクエアーなボディと使いやすそうな大開口で表現しています。2つめは「人に与える安心感」。軽バンは狭い道に入って行くことも多いため、威圧感のない顔で周囲に安心感をあたえる、ということです。

また、使う人には存在感のあるフロントノーズによって衝突安全の安心感を与えるとともに、ジュラルミンのスーツケースをモチーフとしたサイドからリアにまでまわり込む3本のビード造形により、ハードな使用にも耐える強さを表現しています。このビート造形を真横に通すことでパネルを厚くすることなく、強度を保ちながらボディサイド面のフラット化を実現し、デザイン的な強さも表現しています。

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
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