運転席のシートにセンサーマットを置くだけでドライバーの健康状態を判断し、居眠り運転をしそうな状態になったら表示が変化して知らせてくれるJUKIの「スリープバスター」。
東京ビッグサイトで開催された「運輸交通システム EXPO 2018」のブースで展示されていました。
このシステムの優れている点は、ドライバーが自覚できるような疲労が現れる前に眠気を予兆的に特定して警告する点です。
こう書くとちょっと抽象的で分かりにくい印象があるかもしれません。
しかし実際に記者が試してみたところ、通常状態では何の変化もなかったモニターが、動画撮影用にカメラを回してしゃべり始めたとたん、イエローの「注意」モードに変更されるということを体験できました。
これは記者本人は意識していなかったのですが、カメラが回ったことでわずかながら緊張したことを感じ取ったのだと思います。
センサーパッド内蔵の「体表脈波検知センサー」が、心臓や大動脈から発する振動を捉えることでこのシステムは成立しているとのことですが、なるほど効果は高そうなアイテムでした。
(写真・動画・文/ウナ丼)