アウディは、フラッグシップ・クロスオーバーSUV「Q8」を6月に発表しましたが、その頂点に立つ「RS Q8」をオーストリア・アルプスでカメラが捉えました。
ほぼフルヌード状態で姿をみせた開発車両は、六角形パターンを持つグリル、大型化されたコーナーエアインテーク、リップスポイラーが確認できます。また専用の大径スポーツホイール、6ピストンキャリパーのブレーキ、楕円形のツインエキゾーストパイプを装備し、市販型最終プロトタイプと見ていいでしょう。
キャビンには、高精細デュアルタッチスクリーン、アルカンターラ・ステアリングホイールなどが装備されるはずです。ワールドプレミアは、早ければ2018年9月以降で、2019年3月のジュネーブモーターショーが予想されます。
パワートレインは、ランボルギーニ「ウルス」と共有する4リットルV型8気筒ツインターボが予想されています。最高出力は「ウルス」の650psを下回る600ps程度が噂されていますが、それでも、ライバルとなるBMW「X6M」の575ps、メルセデスAMG「GLE 63」次期型の571psを圧倒する馬力を誇るスーパーSUVと言えるでしょう。
(APOLLO)