次期型GT-R!? 日産自動車とイタルデザインによるGT-R限定プロトタイプが公開

日産自動車と、イタリアのイタルデザインは、6月29日、両社が初めて共同開発したプロトタイプ車「Nissan GT-R50 by Italdesign」を公開しました。

ベース車は「Nissan GT-R NISMO」の2018年モデル。GT-Rとイタルデザイン(1968年創業)それぞれの50周年を記念するモデルで、来月欧州で車両が初公開されます。なお、イタルデザインは「イタルデザイン・ジウジアーロ」の自動車部門になります。

日産のグローバルデザインを担当する専務執行役員のアルフォンソ・アルバイサ氏は「何の制約もなくGT-Rをつくったらどうなるだろう」という出発点を披露しています。

イタルデザインといえば、デザインという仕事がまず浮かびますが、同プロトタイプの開発、設計、製造を担当。デザインは、ロンドンの日産デザインヨーロッパと、日産デザインアメリカが担当したそうです。

同コンセプトを見ていくと、「Nissan GT-R50 by Italdesign」のフロントに、ほぼ車両の幅いっぱいに広がる個性的なゴールドのインナーパネルを採用。ボンネット上にはパワーバルジが鎮座し、シャープなLEDヘッドライトがホイールアーチから冷却用のインテーク上端へ向け配されています。

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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