メルセデス・ベンツのミドルクラス・クロスオーバーSUV、新型「GLE」をカメラが捉えました。テープのみ貼られただけのほぼフルヌードです。
目撃した開発車両は、現行モデルと異なる下へ向かって広がるフロントグリルを装備。スクエア基調のヘッドライト、アグレッシブなフロントバンパーがデザインされています。グリルにはAMGスタイリングパッケージのようなシングルバーが装着されているが、これまでのプロトタイプと異なります。
後部では、薄いテールライト、新デザインのルーフスポイラーやその下部・両サイドのパネルが新型の特徴となっています。室内のスパイショットには、高精細デュアルスクリーン・セットアップ、長方形の4つのエアコン吹き出し口、新型『Gクラス』と共有するステアリングホイールが確認できます。
そのほか調整可能な「アンビエントライティング」、Nvidia GPUと8GBのRAMを持つ、Linuxベースの「MBUX」インフォテインメントシステムなどが装備されるといいます。
パワートレインの目玉は「CLS450」から流用される、新開発の3リットル直列6気筒エンジン+ISG(インテグレーテッド・スターター・モーター)で、最高出力370psに22psの「EQ Boost」機能がアシストします。高性能モデルの「AMG GLE 63」には、最高出力571psを発揮する4リットルV型8気筒エンジンを搭載。ハイエンドモデル「AMG GLE 63 S」は最高出力612psまで高められるとレポートされています。
早ければ、10月のパリモーターショーがワールドプレミアの場となりそうです。
(APOLLO)