英アストン・マーティンが、ジュネーブモーターショー2017で発表した高性能セダン「ラピードAMR」の生産を年内に開始すると発表しました。
「AMR」はアストン・マーティン・レーシングの略で、モータースポーツから得られたノウハウを市販車に投入、高性能化を図ることを目的に立ち上げられたブランド。
「ラピードAMR」は4ドアスポーツ「ラピードS」をベースに、排気系チューニングにより6.0L V12気筒エンジンで最高出力603ps、最大トルク64.2kgmを発生。最高速度は337km/hに達するそうです。
これにより、0-100km/h加速は4.4秒と「ラピードS」比で0.5秒短縮。パワーアップと共にサスペンションやブレーキなど足回りが強化されており、内外装にもスポーティな演出が施されています。
インテリアにカーボンファイバーを多用し、シートとステアリングホイールにはアルカンターラを使用。
「ラピードAMR」は210台の限定販売モデルで、車両価格は約2,660万円を予定しているそうです。
(Avanti Yasunori・画像:ASTON MARTIN)
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