フェラーリの新型モデルに関する最新情報を入手しました。注目は同ブランド初となるSUV、そして「SP38」のオープンモデルとなる「SP38 スパイダー」です。
SUVに関しては、会長のセルジオ・マルキオン氏が「絶対にありえない」とまで語っていましたが、一転してその可能性をメディアに語り初めているようです。情報によれば、すでに急ピッチで開発が進められているとも伝えられています。
パワートレインの詳細は不明ですが、最高出力700ps以上を発揮するプラグインハイブリッドと噂されています。ワールドプレミアは2020年と予想されていましたが、最新情報では2019年に修正されているほか、2018年内登場の可能性もあるとレポートされています。また、SUVではなく「FUV」(フェラーリ・ユーティリティ・ビークル)と呼ぶモデルとなるようです。
スパイダーは、5月に公開されたばかりのホットモデル「SP38」の派生モデルです。この噂をもとに、ハンガリーのデザイン会社「X-Tomi Design」は「スパイダー」のレンダリングCGを制作し公開しています。
「SP38」は、「488GTB」のパワートレインを移植しながらエクステリアに専用デザインが与えられています。愛称「デボラ」と呼ばれ、「F40」のデザイン・モチーフに「デボラ・レッド」でカラーリングされています。パワートレインは、488GTB譲りの3902cc V型8気筒ガソリンターボエンジンで、最大出力670ps/8000rpm、最大トルク77.5kgm/3000rpmを発生します。
スパイダーが登場すれば、さらなる高性能も噂されており、なんとも豪華なワンオフ・オープンモデルとなりそうです。ワールドプレミアは、2019年内と予想されています。
(APOLLO)