今年もインディ500特別編集!佐藤琢磨選手がバーテンダーに変身!?【F1速報×F1女子~モナコGP/インディ500特別編集号~】

■フェルスタッペンは本物か?それとも危険過ぎるのか

特集では未来のチャンピオン有力人物、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)をピックアップ。笑うと目がくしゃっとなって可愛いフェルスタッペンですが、ヘルメットを被りコースに出ればアグレッシブな走りで私たちファンを興奮させてくれます。

一方、アグレッシブすぎて「危険」と言うドライバーや関係者が多いのも現状。バーレーンGPではルイス・ハミルトン(メルセデス)と接触し、中国GPではセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)に接触。そしてアゼルバイジャンGPではチームメイトのダニエル・リカルドと同士討ちをし、2台揃ってリタイアとなってしまいました。

本誌では様々なドライバーや関係者から聞いたフェルスタッペンについて記載されているのですが、その中でも一番辛口だったのが伝説のF1ドライバー、ニキ・ラウダでした。

「彼には良識というものがないように思える。普通は自分が犯した失敗から学んで、進歩していく。だが、マックスにはそういう心得がないようだ。それは結局のところ、知性の問題なんじゃないかな」

一方、「フェルスタッペンには自分の若い頃と似たところがある」と話しているのが、セルジオ・ペレス(フォースインディア)。

「マクラーレン時代には、僕もすごくミスが多かった。短期で、我慢が足りなかったからだ。当時のマクラーレンは期待していたほど速くはなくて、僕はいつもイラついていたからね。おそらくマックスも、レッドブルで同じ経験をしているのだと思う。大きな希望を抱いてシーズンを迎えながら、彼らのマシンはフェラーリやメルセデスと対等ではなかったし、中国GPのようにチャンスが巡ってきた時、勝ったのはマックスではなくダニエルだった。彼は勝ちたいという気持ちが強すぎるんじゃないかな」

この他にも2016年のチャンピオン、ニコ・ロズベルグやベッテルの意見、そしてフェルスタッペンの言い分もあり、それぞれの考えを知ることができました。

また歴代の「危ない」ドライビングで物議を醸したドライバーの事件簿を紹介する「F1暴れん坊列伝」では、アイルトン・セナ、ケケ・ロズベルグ、ナイジェル・マンセル、ミハエル・シューマッハー、ファン・パブロ・モントーヤの「やられたらやり返す」精神の珍事件が書かれていて、「今のF1では考えられない!」とある意味面白かったかも(笑)。

詳しくは本誌でチェックしてみてくださいね!

(yuri)

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この記事の著者

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yuri

2006年のF1日本GPを観に行ってから、どっぷりF1&ジェンソン・バトンにはまってしまったF1女子。F1が大好きですが、車の運転は下手(小林編集長お墨付き)、メカニズムも苦手、だけどドライバーの知識と愛だけは自信あり! もっと気軽にF1を楽しんでもらいたい、好きになってもらいたいという気持ちで執筆活動をしています。
趣味はバトンの追っかけと、F1海外観戦。現在は新米ママとして子育てに奮闘しながら、のんびり記事を更新中。あたたかーい目で見守っていただけると嬉しいです。
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